宝石の一大消費国である日本。その鉱物が日本でも採集できる
 ←河原の翡翠原石
トパーズ(黄玉)、サファイア、ルビー(綱玉石)等の鉱物が日本でも採集できるのです。

「鉱物」  辞書を引くと(天然に産する物。ほぼ一定の化学組成と、通常ほぼ一定の結晶構造を持つ固体=『大辞林』=)とある。
アズライト
 新潟県糸魚川市
古代貴石は重要な祭具であり、その産地を抑える事は部族の強力さの証だった。ここ糸魚川地方の豪族の娘ヌナカワヒメとオオクニヌシの子建御名方命が諏訪大社の祭神となり、出雲族との深いかかわりも理解できる。北アルプスが海に向かってなだれ落ちる断崖が、陸路を険阻なものとし、姫川の河口、糸魚川に平坦地を見るばかりで、だからこの町は川の道、海の道が交わる要衝の地の性格が強く、定着性よりも都市的な交流性をもつていると思う。江戸期、塩の道として松本に通じる道も、ここ糸魚川を起点としていた。

 ヒスイの原産地は、姫川を遡り、大糸繰でいえば小滝駅から姫川にそそぐ小滝川をたどつた山峡を主としている。
この道は、山村を抜け、次第にのぼりとなって断崖の上にたつことになる。川向こう眼前に大岩壁が垂直にそそりたち、眼下はるかに渓流が流れくだっている。その川中に、点々と大きな白い岩がある。それがヒスイの原石だという。水流に砕かれ、小さな石となって、その一部が糸魚川の浜に流れくだっている。 大岩璧は明星山の山肌で、この岩場に生える真柏は盆栽の王者だとされていて、それを採るためにロープをたらし、こちら側から見ると点のようになって人が動いている。狭まった山峡の空はすくなく、この絶壁を仰ぎ、眼下の渓をのぞくと、目くるめく思いがする。 千国筋道ともよばれる塩の道は山口からいちど姫川をはなれて東に山中に入り、雨飾山をまいて西から南へ、美しい山上湖・白地をとおり、大網峠越えに、再び姫川をわたり白馬岳の麓をゆく道で、昭和も戦後間もなくまでは使われていた、山と海を結ぶ道であった。今はハイキング・コースとして標識も整っている。 また糸魚川近郊、姫川沿いには温泉が多い。たとえば南小谷から入った山間のが耶温泉は江戸期にはじまり、しつかりとした三階絶ての山の宿で、湯はいうまでもなく料理もよいせいか湯治客がたえない。
日本で採れる主な宝石の産地マップ
                    ヒスイ
                    新潟県糸魚川市など
          サファイア
          富山県庄川流域など
    アクアマリン
     佐賀県富士町など
黒曜石
佐賀県伊万里市など
                              ルビー
                                岐阜県白川村など
                          トルマリン 
                            岩手県三陸町など
                     オパール
                     福島県西会津町など
               ガーネット
                 長野県諏訪市など
        スピネル
         岐阜県春日村など
       ベリル
         岐阜県中津川市など
トパーズ
  岐阜県中津川市など



姫川にそそぐ小滝川